自作小説を作っています。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 今から二十数年前のお話です。 昔、たまご型の庭球(軟式のテニスボール)がありました。
奥君が、たまご型の庭球(ボール)で、面白そうに遊んでいると、 小林くん、「おい、お前それ(たまご型の庭球)どこで買ってきたか?」、と、奥君に尋ねた。 「(おもちゃの)五平(おもちゃ屋さん)で買ったよ。」と、奥君。 「いくら?」と、のどから手が出そうな勢いで、小林くんが、奥君に聞いた。 「150円。」と、少しメンドクサイそうに、奥君。 「いっ今から、買いに行くから、お前も付いて来い。」と、小林くんが、奥君に命令した。 小林くん、猛ダッシュ。 奥君、早く走っているフリ。 当然、小林くんと奥君の距離は、ひらいていった。 奥君から小林くんの姿は、あっと言う間に見えなくなりました。 奥君が、(おもちゃの)五平に着きました。しかし、小林くんの姿はありませんでした。 もしや、と、奥君は思い、隣にある(金物の)五平(金物屋さん)を見ました。 すると、小林くんと店員さんとが、白熱した言い合いをしていました。 「うちは、こういうボールしかないよ。」と、金物屋の店員さん。 「違う、そのボールじゃなくて、たまご型のボールが、欲しい。」と、エキサイトした小林くん。 よく見ると、台所で使うボールを店員さんは、手に持っていました。 とんだ、庭球(ボール)と(台所の)ボール違いでした。 奥君は、苦笑いを浮かべながら、その場を去りました。 PR |
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