AFJ21(携帯・PCアフィリエイトサイト) てっぺいのショート小説 てっぺいのショート小説 第12話 忍者ブログ
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この話は、私が、学生の時のお話です。

学園祭といえば、クラスの出し物。
あらら、困ったね!いつも、悩まされました。
悩んだ挙句に、当時、消費者金融の武富士のCMが、有りました。
それは、シンクロナイズド ラヴの歌にあわせてレオタードのお姉さんがたくさん踊っていた。
もう、CMで見る分には、かっこよくて、華麗なステップで、大好きなCMでした。
それを、学園祭のクラスの出し物でやることになりました。
もう、日々練習。

トドが、踊っている様に見えても練習。

笑いをこらえて、日々猛練習。

数日後、何とか、形になった。
そして、学園祭当日。
私たちの番が来ました。
ポーズをとって、音楽(シンクロナイズド ラヴ)が、流れるのをじっと、待っていた。
1分、早く音楽をながしてくれ!頼む!
2分・・・、3分・・・。
「おい、音楽は、どうした?」と、聡くんが、叫んだ。
そりゃ、そうだろう、だって、全校の生徒の前だし、恥は、かきたくなかった。
それに、何よりも今までの練習の成果も見てもらいたかった。
しかし、音楽は、流れず。
「あっ、忘れた。」と、仁くんが言った。
「忘れてんじゃねぇ。早く、音楽流せよ!」と、聡くんが、仁くんに言った。

しかし、仁君が、「忘れた、」と言ったのは、テープを家に忘れてきた。と、いう意味でした。
責任感の強い仁くん、マイクを持ち、
「Let’s Go!」と、叫んだ。
そして、鼻歌とハミングでシンクロナイズド ラヴを歌い始めた。
仁くん、音程バラバラ、元々、英語の歌詞だから、とても、ヘン!
ごまかしているのバレバレ。

かっこよくて、華麗なステップどころじゃない。

気味悪い、トドが踊っている。
トドにしか見えない。
見苦しい。

もう、踊っていられる状況じゃ、なくなってしまった。
仁くんの鼻歌も、どこかの国の民謡になってしまっている、もう、・・・。
こういった場面で、失敗する奴って、大抵決まっていませんでした?

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